悪徳不動産屋さんのところで、書いた恥ずかしいけど、死にかけた話。
新婚旅行でタイのサムイ島に行ったんです。
で、まあ旅に出た経験ということでダイビングをしてみようと思って電話かけて
予約したんです。(フリーな旅行なんで電話かけなくちゃ行けませんでした)
で、サムイから乗り合いのクルーザーに乗ってタオ島に移動してダイビングするんですが、このクルーザーがすごかった。でっかい船外機を5基も積んで阿呆みたいなスピードでかっとんで行きました。
で、僕ダイビング初めてだったんです。しかも泳ぎもほとんどできない。海なんて足が届かないところになんか行ったことないにもかかわらずやろうと思ったんです。
ですが、まあとりあえずレクチャーを受けて初めてのダイビング・・・なかなかうまくいかなかったけど、段々慣れてきて、水深10m程のところにまでもぐれるようになりました。
と思ったらあっというまにボンベの酸素がほとんど無くなってたんですよ。
最初の悪戦苦闘でかなり使っちゃったみたいで・・・
で、まあ僕だけ一人先に浜に戻ることに。
水面に上がってみるとすっごく遠くに来てて、きっと今までの僕なら絶対に来られないようなところで、浜の人もクルーザーも小さくなってました。
まじ?と思いましたがライフジャケットにちょっと空気を入れて浮力の足しにして泳いで戻ることにしました。
真ん中くらいまで来たところでしょうか、そろそろ何席かの船は数十m位の距離まで来てるところまで戻ったとき、事件は起こってしまいました・・・・
なんだかちょっと先に見えてるサンゴの台地が全然近づかないんですよ。急に流れが出てきたのか?とか思いつつも手足を激しく動かしてもまるで近づかない・・・・
段々と焦りが出てきて真剣になってきました。
でも、顔を上げるとちょっと遠くのがきんちょがこっちみてニヤニヤしてるし・・・くっそーこっち見てるなら助けろよ!とか思いつつ・・・
やばい力が入んなくなってきたぞ!俺も異郷の海の藻屑か?こんなことならダイビングなんてしなきゃ良かった・・・とか頭の中にいろんなことが去来し始め・・・・
まじでやばい!
大声で(恥ずかしいけど)ヘルプ!と叫びそうになった時に!
不意に背中をポンポンと叩かれました。
ハッと我に返って手を首の後ろのほうに回すと・・・・
背中のボンベにどこぞのクルーザーのアンカーのロープに引っかかってました・・
一旦後ろに動いて、深く潜って前に進もうとすると、今までの苦労はナンだったんだ!?ってくらいあっけなく前に進みました。
後ろを振り返ると長くピンと張ったロープがしっかり見えました・・・
水面に上がりライフジャケットにさらに空気を入れて沈まないようにして、仰向けになってとりあえず体力回復を・・・すっげぇ肩で息してる・・・
横のほうを見るとさっきのガキんちょが大笑いしてる・・・くっそー!
あとはあっけなく岸まで泳ぎ着きましたが、今まで生きてきた中で初めて死を覚悟しました。
でも、ダイビングはまたしたいと思ってます。
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